いろぐろ薬剤師ブログ

自分の興味のあることや体験したことを中心に書いていきます

持ち家か、賃貸か 永遠のテーマについて考える

 はじめに言っておきます。今は賃貸派です。どうも日本人は持ち家を持って一人前になるという風習があります。昔はそれでよかったかもしれませんが、今は全然時代に合っていないです。自分の周りにもローンを借りて3000-4000万の家を購入した人がいますが、ほんとに大丈夫か?と心配になります。35年ローンですよ!?35年間ローンのために理不尽に耐えて社畜を続けないといけない。いくら今が低金利で住宅ローン減税があるといったてリスク大きすぎる。営業の人が良く言うセリフとして「今の家賃より毎月少ない支払額でマイホーム買えますよ」と。あまいセリフですよねー(笑)ぱっと見は少ないかもしれませんが、そこにはある罠があります。

 

 

その罠とは維持費が含まれていない。例えばマンションであれば、固定資産税/都市計画税、修繕積立費、管理費、団体信用生命保険、火災/家財保険などの費用が発生し毎月数万単位のお金が飛びます。結局賃貸と変わらない額になることも。さらに新築のマンションは広告費、モデルルームの費用ものっかているそうです。新築マンションの価格の約3割は経費と売る側の利益です。ですので買った途端、恐ろしいことに3割引きに価値が下がります。その部屋が傷ついたりとかしていないのに30%offですよ(笑)

しかし、持ち家派は「賃貸はずっと払っても自分のものにならないじゃないか。」と反論しますが、自分のものになるからこその責任もあります。去年は地震や台風で家が甚大な被害が及び、その修繕費は自分のお金です。賃貸なら管理会社に言えばタダでやってもらえます。災害大国の日本でローン組んで家を買うことがいかにリスキーか分かると思います。

 「金持ち父さん貧乏父さん」という有名な書籍にも持ち家は負債だとはっきり書かれていました。自分のポケットからローンとしてお金を奪っていく負債。しかも家の値段はどんどん下がっていく。

 

 

さらに、今は空き家増加が社会問題になっています。総務省の調査では2013年10月時点での空き家は約820万戸。この先もどんどん増えていきます。日本の人口減少も確実で家は余るという状態。将来、住宅の値段が下がるのは想像に難くないと思います。

 

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参照:総務省統計局より

 

 

ですので、しばらく賃貸で暮らし、何十年後に中古で家を買えばいいのでは?と考えてます。

 

 

 

当ブログでは基本的に書籍、文献、経験に基づいて記載されています。ブログで投資の内容を記載すると思いますが、投資は自己責任でお願いします。あと薬の使用法は処方医や投薬された薬剤師のいうことをよく聞いて使用して下さいね。